3-3 ♯、♭、ナチュラル

この節は、いつもより少し学習する内容が多くなっています。新しいことが多くて多少時間がかかるかもしれませんが、じっくり取り組んでくださいね。

黒鍵を弾くための記号、♯(シャープ♭(フラット)と元に戻すナチュラルを学習しましょう。


シャープというのは、「半音(はんおん)音を高くする」という意味です。具体的には、ピアノで言うと「ひとつ上(右の鍵盤に移る」ということです。実際に音を出してみましょう。

まず、♯の音です。

鍵盤をよく見て下さいね。ドのすぐ上は、レではなくて、ドとレの間にある黒鍵です。

次に、♭の音です。♭は♯とは逆に、「音を半音低くする」いう意味で、ひとつ下(左)の鍵盤に移ります。


ナチュラルは、♯や♭にした音をもとの音に戻します。

また、同じ音の♯や♭の場合、同じ小節であれば最初の1つにつければあとはつける必要がありません。

1小節目の音は、すべてファの♯です。二小節目は最初の音だけファ♯で、次の音にナチュラルがありますから、あとの音はファということになります。
複雑な楽譜になってくると、前の方についていた記号を忘れてしまいがちなので慣れないうちは#や♭の音符に○をつけるなどしておくと良いですね。



予備練習4

予備練習には二種類の練習があります。♯、♭の読みの練習と「指を広げる」練習です。

予備練習4 楽譜


♯や♭の音を読んでピアノで鳴らしてみましょう。
読み方は違っても同じ音がありますね。

ちなみに、ミの♯はファと同じ、シの♯はドと同じ、ファの♭はミと同じ、ドのフラットはシと同じです。♯、♭だからといって必ずしも黒鍵ではありません。

練習10

練習10を練習しましょう。
ポジションもどんどん動いていきます。
♯や♭のつけかたが逆にならないように気をつけましょう。(もし大変でしたら予備練習のみでレパートリー曲を
練習してもOKです)

練習10 楽譜

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レパートリー曲

ああベツレヘムよ 楽譜
ああベツレヘムよ MIDI
ああベツレヘムよ 伴奏付きMIDI


レパートリー曲は、賛美歌の「ああベツレヘムよ」です。
クリスマスシーズンになるとよく耳にしますね。
まず、新しい音の読み方を覚えましょう。

 ラの音ですね。ヘ音記号のこのラと同じ音です。

次に、「弱起」(じゃっき)について説明します。「ああベツレヘムよ」の一小節目は、4/4拍子なのに四分音符がひとつだけです。これは、「この曲は4/4の4拍目から曲が始まる」ということで、あえて

↓このように3拍のお休みをいれずに4拍めからスタートします。こういう始まり方を弱起、またはアウフタクトと呼びます。

曲の終わりの小節が3拍になっているのは、最初の小節と合わせて一章節分、になるからです。

「ああベツレヘムよ」の楽譜をみると、何やら線がひいてあったり、指番号に○がしてあったりしますが、これはそれぞれ意味があります。
普通の線でつながっているところは、「ひとつのメロディーを左右の手で分けて弾く」部分です。
点線でつながっているところは、「指を広げるところ」です。
○がしてある指番号は、「ポジションが変わるところ」です。
わかりづらいと思いますが、目安となるようにあえてつけてみました。
(一般の楽譜には通常このようなマークはついていません!)
皆さんも楽譜の読み方に早く慣れるようにこのように目印になる線や○をご自分でどんどん
つけてみてください。


お疲れ様でした!今回は色々なことを学習しましたね・・・!